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住み続けられる家を創る#4
住宅は造ることよりも住まうことを考えたい。アジアで暮らす私たちには、
アジアの気候にあった生活があります。見た目だけで西欧風住宅に憧れ
造ってしまっては居心地が良い家にはなりません。
せっかく家を新しくしても家族が病気になってしまったのでは本末転倒。
また、地震で家族の命を奪ってしまうような家では困ります。
では、どうすれば「安全に気持ちよく住み続けられる家」ができるのでしょうか。

○住み続けられる家三原則
1.住み続けたいと思える居心地の良い家。
2.建築のため、生活のために必要なエネルギー消費量が少なくて済むパッシブな家。
3.物理的に丈夫で安全な長持ちする家。

住み続けられる家を創る#4_a0054202_14224271.jpg

第4回 長持ちする家 (第4回住まいづくり教室
●家族が安全に生活するために、化学物質を含まない自然素材で構成する。
●住み続けるためには、持続して供給されるメンテナンス可能な材料を選ぶ。
●感性を育てるには、五感を大切にした正直な材料で構成する。
●細かく仕切らず、家族の生活形態の変化に柔軟に対応できる単純な構造にする。
●丈夫さを求めるあまり息苦しい家にしてはいけない。気持ちよく暮らすためには開口や部材寸法のバランスが大切。
●必要以上に大きな家は、光熱費がかかり、メンテナンスも大変。
●家は誰のためにあるのか話し合ってみよう。
●スローな生活が長持ちする家に似合っている。
●家族の生活と共に年を重ねてくれる家。
●生活は決してファッションではない。
●自分たちだけの特別なものが、家を大切にし、家を愛し、家を長持ちさせる。
●「住み続けられる家」は最大の省エネルギー。

アントニン・レーモンドは住まいづくりに5つの原則(プリンシプル)を求めたといいます。
それは、自然(ナチュラル)、単純(シンプル)、直裁(ダイレクト)、正直(オネスト)、経済
(エコノミー)の5つでした。この原則を真摯に問い直し、五感を活かした本物の住宅を
創りましょう。                                   
                                           次号に続く
by gallerySORA | 2006-09-10 14:24 | 住まいづくり
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